たけのわ食堂 様
大阪 河内松原の駅
出口の階段を下る前にもう、駅の窓から大きく見えたのは
「占いしませんか」の文字。
エレベーターで2階へ上がると
和風の情緒あふれる入口がみえます。
くぐると、やわらかい笑顔とあたたかいお声で、長山さまご夫婦が出迎えてくれました。
お店の看板メニューは
「ローストビーフサンド」
ローストビーフをジューシーにムラなく、うまみを閉じ込め、極上の状態で焼き上げる
このオーブンに出会ったのが良縁だった!
と、お料理担当の奥様・和子さま。
そのオーブンで焼き上げる
福福としたクロワッサンと合わせの一品です。
ソースは赤ワインなどを使い、1からじっくり手作り。
甘みのあるそのソースは、スムージーとも相性がとてもよさそうでした。
またローストビーフにお好みでつけられる青ゆず塩も、
数十キロものたくさんの旬の青ゆずの皮をスタッフみなさんで丁寧にむき、
手をかけて作られています。
丁寧に手をかけて作るその背景は、香りの高さにそのまま表れており、
少しだけでもさわやかな香りが、口の中から大きく豊かな広がりを感じさせます。
他のメニュー、ローストビーフ丼や和風チキントマトシチュー、
そして店内に使われている装飾・ドアや引き出しなど
看板メニューと同じように一切の妥協がなく、そのひとつひとつにストーリーがありました。
元々は、占いだけをやるつもりでしたが、
お知り合いから現在の店舗物件のお話があり、
良い立地で広さもあり、占いだけではもったいない!と
お料理好きの延長で始めた、という 「占いのできるレストラン」 。
今回スムージーを導入されるにあたり、営業時間を変更して、朝メニューを始められます。
やわらかい印象とはうらはらにご判断が早く、こだわりや目的がまっすぐ明確で、
それは竹のようにさわやかで心地よい印象を受けました。
節があるから自らのゆがみを整え、まっすぐのびてゆける竹。
人の人生にも思えるその竹=人の輪をつなぐ舞台になりたい、という思いのこもった、
「たけのわ」食堂さまです。
そう考えると、人生における節もポジティブにとらえられそうです。
占いは「人生の作戦会議」という和子さま。
そんなポジティブで建設的な感覚で、
良縁が良縁を呼び、良縁が集まって形になったようなお店でした。
ご訪問:F&Pジャパン 吉池